資格試験 -受験の極意-

資格取得の意味を考える

本サイトをご覧のみなさんは、資格取得を検討されている方だと思われます。そんなみなさんに伺います。なぜ、資格を取得しようと思ったのですか?どうしてそんなことを確認するのかといえば、「不況だから資格でもあれば何とかなるかと思って……」という意識の方が、とても多く存在しているからです。

こうした意識や考えで資格取得を目指しても、その多くは受験するまでもなく途中で挫折し、それまでの時間とお金を無駄にしてしまうことでしょう。それはなぜか。資格の意味を取り違えているからです。資格そのものは、取得した人を幸せにしたり裕福にしてくれる〝打ち出の小槌〟ではありません。

しかしながら、多くの方が「資格を取得すれば就(転)職できる」や「資格を取れば仕事がうまくいく」などと資格の意味を勘違いしています。それは、資格を取得すること自体が目的になってしまっているということ。それが大きな間違いなのです。まず、「○○になりたい!」や「○○業界に入りたい!」という目的が前提としてあり、その目的を達成するための手段として資格が存在するのです。つまり、目的と手段が逆になっている人が多いのです。

まず自分自身を見つめ直す

もちろん、資格を取得しようという向学心やチャレンジ精神はとても素晴らしいと思います。しかし、〝資格ありき〟で受験に挑んだ場合、その先の大きな目的が無いため、学習範囲の広さやその難度を目の前にした時、または、模擬試験などで思うように得点できなかった時など、すぐに挫折してしまうのです。

まず、みなさんが検討すべきは取得する資格の種類ではなく、自分がどんな仕事をしたいのか、どういう能力やスキルを身につけたいのかを、客観的かつ冷静に考えるということ。そして、目的が見えてきて初めて「その目的を達成するための資格は何か?」という順番で考えるべきなのです。

一方で、「自分が何をしたいのかわからないからこそ、自信をつけるために資格を取りたいのだ」という方もいます。そんな方は、まず、自分を見つめ直してみることをお薦めします。自分の長所と短所、好きなこと嫌いなこと、そして、自分が持っているスキルや能力、自信を持って取り組めることなどなど、自分の性格や資質をはじめ、今まで築いてきたキャリアなどをすべて書き出し、自分を客観的に眺めてみましょう。そうすることで、今まで認識してこなかった自分自身の姿を再認識し、そこから目的ややりたいことが見えてくることも多いのです。まずは、自分を見直すことから始めましょう!